兵庫県 日本の旅

神秘さ漂う山奥の滝 シワガラの滝  兵庫県美方郡新温泉町

2017/05/29

もうすぐ九月も終わり。今年も暑かったけど、あっという間だった気もして。
お祭り後のように、夏の終わりは少し淋しい…

しかし、寒い冬が来る前には実りの秋がやってきますね!
暑すぎず寒すぎず、行楽には最適なシーズン。
この秋も食べて、飲んで、楽しく旅に出ないと♪

 

さて、今回はたまたまネットを見ていて発見した、兵庫の秘境に行ってきました 😀

今回は、こちら!

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シワガラの滝です!

ご存知の方もおられるかもですが、どうやら写真家さんたちの間では結構有名な滝みたいです。
その美しく神秘的な姿は、一度見ると立ち去り難い魅力があるのだそうで。

こーもネットで一度見て、

”これは是非とも自分の目で見ておかねば!”

と、まさに一目惚れで出発を決めた場所です。

 

こちらの滝、場所は兵庫県美方郡は新温泉町の山中にあります。ちょうど湯村温泉の近く。
ネットで見てみると、車を停められる場所から距離にして1200メートルの山道を歩きます。
滝に近づくにつれて沢歩きもあるので、今回は山を歩ける靴とは別に、滑りにくいサンダルも持参しました。

 

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こちらが登山道入り口。このまま後ろを振り向くと車の駐車スペースがあります。車で四台分。
僕はバイクだったので、脇に停めました。
ここから1.2キロを歩きます。
入り口にはマムシ、クマ出没注意の看板も 😯

こんな感じで鎖場なんかもあったりします。くれぐれもヒールなんかでは訪れないように(笑)
山道は一度登りがあって、その後急激な下り道を沢まで下りていく感じです。
この日は前日雨が降ったのか、進むほどにぬかるみの道と化していて歩きにくいッたら( ˘•ω•˘ )

こんな崖道や、水が流れる横を歩き…

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下りの山道が終わると、こんなところに出ます。
この写真の突き当り右奥、そこが洞窟になってます。わかりますか?目的の滝はその中。
ここからは玉石や倒れた木を乗り越えていきますが、めっちゃ滑ります!!
くどいですが、来るときの靴は滑りにくいもので!!

もうこの時点で、大興奮状態です。頭ん中はドラクエの音楽が鳴り響いてましたw
さあ、洞窟の中へ!

 

それではお待ちかね、シワガラの滝です!

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角度を変えて。

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美しさに言葉がなく、しばし立ち尽くし…
コケと岩肌と、流れる水と。
滝の水音は大きく聴こえてるのに、心には静けさが広がっていく。そんな感じ。

 

これは洞窟の中での撮影です。右側が入ってきたところ。
洞窟内は円形の狭い空間で、入り口のみ外に開かれています。
その為風が強い日は洞窟内に吹き込み、それに滝の飛沫が乗って写真撮るのはそれとの闘いになります。
この日も微妙に風があり、傘を差しながら飛沫をふきふき撮影しました。この二枚はその中の、比較的綺麗な写真です。素人の僕には奇跡の二枚というべきか(笑)
一眼カメラなら、画角が広いもので撮影すればもっとこの滝の美しさをワイドに写しこめると思います。
ちなみにこれを撮影したレンズ画角は18mmです。

そうそう、洞窟内に入る時には完全に沢に入らないといけません。しかも岩は滝の写真のようにつるつる(+_+)途中何回もひやりとなりました。

 

僕の前をもう一人、三脚持ったお兄さんがいて、同時に洞窟に入りました。
素人の僕はさっそくアドバイスを頂くべくお兄さんに話しかけw

そのお兄さんは姫路からで、昨年初めてここに来て撮影に失敗したのだそう。
今回はその時のリベンジだそうで、万全の準備をして来ていました。
さっそくいろいろ聞かせていただき、何とか写真を撮ることができました。
帰りの駐車スペースでも声をかけてもらって。

お兄さん、この写真はあなたのお陰で撮ることができました。
アドバイス本当にありがとうございました!!

 

++

 

撮影を終え洞窟から再び出てきました。
一時間少し、中にいたようです。だいぶ日も高く上り、気温も上がっています。洞窟内が涼しかったからよけいかな。

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左には、今から洞窟に向かう方が写ってます。なかなかの山道ながら、数人の方々とすれ違いました。
みなさん目をキラキラさせて、これから見る滝に思いを寄せてられました(^-^)

 

目的のシワガラの滝をカメラに収め、無事駐車スペースに戻りました。
朝のひんやりした空気が一変、ムシッとした中を歩くと汗が。
この後鳥取まで足を延ばし、美味しいラーメンを食べて、鳥取の賀露港を観光して帰りました。
賀露港にはカニやイカなど新鮮魚介の販売や、海鮮丼レストラン、地場野菜からお土産品まで販売する賀露市があって家族みんなが楽しめる場所になっていましたよ♪

 

まとめ

日本で唯一、日本海から瀬戸内海へまたがる兵庫県。海も山も両方満喫できる懐の広さがありまして♪
広いだけあってまだまだ知らない場所があるんだなあと改めて実感。きっと他にも、土地の人しか知らないような秘境もあるんだろうなぁ。
そうそう、残念ながらこの滝へは公共交通機関がないようです。訪れる時はマイカー、あるいはバイクになります。

しかし今回、こんな神秘的な滝を見ることが出来て、始終テンションMAXでした!

道は鎖場あり、がけあり、濡れた岩や倒木あり!
進むごとに冒険心を掻き立ててくれるシワガラの滝、あなたも一度体験してみませんか?

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