世界の旅 韓国

過去から現在、未来へ「良洞民族マウル」と「甘川文化マウル」③ 慶尚北道慶州市 韓国

2017/05/29

良洞民族村から再び慶州へ戻ってきました~。
朝乗ったバス停の手前、慶州駅バス停で降ります。

こちらの駅は、「KORAIL東海南部線 慶州駅」です。この路線は韓国の新幹線”KTX”とは違い、釜山から東回りで海沿いを走る在来線です。
ちなみにこの東海南部線を使っても慶州に来ることはできます。海沿いを走るだけあって眺めもかなり良いみたいです。ただ新幹線とは違い、所要約2時間の旅になります。あと本数も一日18本と少ないのが難点。のんびりと列車の旅を楽しみたい人向けかな 🙂

 

駅前の道を見回せば、道向うにパラソルが一杯咲いてます(^.^)何か活気にあふれた道沿い♪行ってみるで~!!

おお~ヽ(^o^)丿国道沿いの横の通りに、色んな露店が並んでます 😀
フルーツ、サンチュなどの葉野菜ににんにく、ニラなど。向かいには肉屋さんも。綺麗ですね~。横ではおばあさんたちが座ってお客さんを待ってます。
こういった露店販売は、韓国では普通の風景です。もちろんソウルなど都市部では見ないですが、少し街の中心から離れればよくあります。いつもこれ見ると買いたくなっちゃうんですが、最近は自炊旅しないので見るだけです。フルーツはたまに買って宿で冷やして食べたりしますけどね♪

 

城東市場(ソンドンシジャン)

そのすぐ横には、屋根のあるアーケードが。パラソルの筋から垂直に伸びています。

日本語で書かれた文字、見えますか?こちらは慶州駅のすぐそば「城東市場」です。慶州のローカル感満載の市場で、地元の方々の生活を垣間見れる場所です。主に食料品を扱っている市場みたい。

で、中のぞいて歩いてると良いにおいが…

あるやんあるやん 😀 つまんでキュッできるとこが~ヾ(≧▽≦)ノ
僕もやろうよ~、つまんでキュッ(笑)

て事で、ちょっくらお昼には早いけど昼ごはんは城東市場に決定!即決定!!

 

 

市場内を走る筋沿いに椅子を出して食べる店もあれば、狭いながらも店内に入って食べる店もあり…どこにしようか迷っているとあちこちからお声がかかります。どのお店も鉄板からはごま油のこおばしいにおい♪
ジュージュー焼けるチヂミ、グツグツ煮えてる鍋のスープに山盛りの豚足や野菜のナムル(和え物)…

おばさん 「席あいてるよ。寄って食べて行って、美味しいから(ニコッ)」

はい、寄らせていただきます~♪優しそうな笑顔にやられました。

 

はいッ!「天ぷらです!
なんで韓国で天ぷらやねん!!って突っ込みは無し無し!揚げたての旨さは万国共通ですから。ハングルでは「ティギム」と言います。
エビ天あつあつ、ししとうあつあつ、筍キュリッっとさつまいもはホクホク 😀 これで一人前3000w(300円)さすが市場です。安い~!!ウマい~(>_<)
あ、ビール?もちろん頼みましたよ(''ω'')ノ

分かりますか?ししとうの中にマロニーみたいなのが入ってます。日本にはない天ぷらですね。これがまた美味しいヾ(≧▽≦)ノ
ビール進みます♪
このマロニーを韓国のりで巻いて天ぷら揚げたのも入ってます。これもまた美味しいんです(^-^)

 

アッツっとか言いながら天ぷらにビール食べてると、お隣は若い高校生くらいの女の子二人。テレビ見て楽しそうに笑いながらピビンパッ食べてます。韓国ってこうやって市場や街の屋台に若い女の子たちが普通に食事したり飲んだりしてるのが日本とは違ってて。それって本当にいいな~って思う。

 

〆は「マンドウクッ」。餃子汁です。餃子が一杯浮いてますよ~ 😉 餃子にはミンチたっぷり。ニラとゴマの風味がいい感じ。じわ~っと優しくしみる味♪

あれ?意外と軽いお昼だねって思いましたね?はい、昨晩はおとなしい夜だったので、今晩は夜の釜山でガッツリ肉食い&お酒がぶ飲みツアーに行ってやる為です(ΦωΦ)だからお昼はサラサクッで(笑)

 

 

”つまんでキュッ”タイムを楽しく過ごし、ほんのり良い気持ち。ふんわり優しい空気の中、初春の古都をお散歩します。
天気良いし、花見客で一杯やろうなぁ♪

美しく咲いていますね~。まだ満開ではないようですが、太陽に照らされて道をほんのりピンク色に染めています。
しかし駐車車両はめっちゃ多い。韓国ってどこに行っても車の駐車はこんな感じです。あんまり厳しくないんかな 😕

 

桜と古墳と遺構と。丸い石は柱が立ってた土台の礎石です。建物跡ですね。

ふと感じたんですが、慶州って奈良にすごく雰囲気が似ている気がしませんか?まわりを山に囲まれた広い盆地で、あちこちに古墳や遺跡が残ってて。吹き渡る風のにおいも、どこか似てる気がする…

遥かな昔、日本に渡った渡来人は奈良を見てすごく懐かしく思ったのだそうです。また「奈良」という地名は「ウリナラ(わが国)」というハングルからできたという説もあるそうですよ。

 

日本で着物を着て京都の町を歩くレンタルサービスがありますが、ここ慶州にもあるみたい。金や銀の刺繍の入った、目にも華やかなチマチョゴリです 😀 若い子たちが着ると、まるでそこに美しい花が咲いたようです。ハッとしましたから、見た途端(^-^)

 

月精橋(ウォルジョンキョ)

こちらは「月精橋(ウォルジョンキョ)」。現在工事中です。この橋は新羅時代、王宮のあった「月城」と、その南にある南山をつないでいた橋です。完成後はこんな立派な橋になるみたい。この橋を渡るのすごく楽しみかも♪また一つ、慶州に来る楽しみが出来ました 😉

 

のんびりお散歩してると、朝のひんやりはどこへやら。少し汗ばむ陽気になってきました。お花見日和でカフェやレストランはどこも満席。有名な店先は行列ができています。危ない危ない、またご飯抜いてしまうとこやった(笑)並んでいる店にはあまり近寄らないこーなのです 🙁

 

今回の旅の目的地その2、甘川文化マウルには明日向かう予定なので、そろそろ今日は釜山に戻って釜山観光&夜の準備 😈 するか :mrgreen:

 

 

帰りは新幹線KTXで釜山に戻ります。慶州中心部からKTXの新慶州駅までは距離があって、約20分ほど。
市場前や高速バスターミナル、各主要観光地からバスが出ていて、路線番号は50,51,60,61、70、700番が新慶州駅へ向かいます。それぞれ10~20分間隔で運行。

 

そうそう、世界遺産「仏国寺」や「石窟庵」、「慶州博物館」など市内主要観光名所へは10番、11番で。この二つは慶州へ高速バスでアクセスするとすぐ前にバス停がありますが、KTXで入慶した場合、先の6つの路線で「慶州駅」まで乗り、そこで一度降りて乗り換えになります。

ちょっと面倒だったり、言葉が分からいないと不安だと思います。タクシーで周っている方も多く見られますけどね(^-^)
僕はいつもバスに乗り込むときに、運転手に目的地のハングルを尻上がりの疑問形にして伝えます。うんうんと頷けば行ける、首振ったら行かない、みたいな感じ。

詳しくはこちら、コネストさんの記事が役に立ちますよ。ソウル、釜山から慶州へのアクセス、慶州での市内移動など。

https://www.konest.com/contents/traffic_info_detail.html?id=3807

 

さよなら慶州~。いざ、釜山へ~ヽ(^o^)丿

 

 

 

 

~④へ続く

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