兵庫県 日本の旅

自然の涼を求めて~たまごかけごはんと黒川渓谷、銀山の町生野 兵庫県朝来市

2017/05/29

お盆が過ぎたけれど、暑さはますます威力を増すこの時期…
エアコンつければいいんだけど、外が快晴の中、室内で涼んでるのって何か申し訳ない気になったりとかして。
かといって街中散歩も昼間は暑くて楽しめぬ…(+_+)

よし、クーラーじゃなく天然の涼しいとこに行こう!そしてセミの声も死ぬほど聴いてやろう!w
今回は涼を求めて田舎に旅することに。決定~

 

今回もバイクで出発しました。垂水の自宅を10時半に出発。鼻歌歌いながら175号を北上し最初の目的地に。

丹波市氷上町にある、「かどのの郷」さん。写真にもあるとおり、美味しいたまごかけごはんが食べられます。お味噌汁に香の物付きで350円。

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いただきました!うめえ~(>_<)

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たまごかけごはんを好きじゃない方、本当にすいません…あまりのうまさで画像がデカくなってしまって。

ご飯炊きたて、卵は黄身がぷっくら新鮮です。たまごかけごはん用のお醤油(だし?)をかけて。
ご飯は2杯まで無料、3杯目から+100円ですが、たまごは個数限定なし!なのでたまごを2つ使ったたまごかけごはん、なんて贅沢もデキル!
から揚げやコロッケから酢の物やサバ味噌なんておかずもスタンバイ。自分で取って最後におまとめです。これならお子さんやお年寄りも楽しめそう。もちろん白ご飯もあり。働いておられるお母さま方もすごく親切に食べ方なんかの説明をしてくれて。
ごちそうさまでした!!あー、ほんとに美味しかった!

こちらのたまごかけごはん以外にも、かどのには季節ごとのいろんな楽しみがあるみたいです。
こちらでチェック♪
http://www.tambakadono.jp/

 

 

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しっかり2杯いただいてお腹も満腹。お昼を過ぎて太陽ギラギラ。早く走り出して風を(笑)
78号線に戻り西に向かいます。

少し走ると、お!

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神社です。涼しそう…寄ってみよ♪IMGP0569

林の外と中では気温が全然違う。僕の心の温度が下がったのか。

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IMGP0583神様に涼ませていただいたお礼をして神社を後にしました。ふと狛犬たちが後ろでくすくす笑ってる気がした。

 

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道は78号から427号に。交通量も少なく、田舎の大自然に抱かれながら走れます♪
ここで少しトイレ休憩。道の駅R427かみに寄りました。新鮮野菜や地酒、金魚や鯉も売ってます。

かみ町は和紙杉原紙発祥の地で、和紙の商品の販売や紙すき体験もできるみたいです。
詳しくはこちらで。
http://www.michi-club.jp/detail/station.php?stationid=000242

 

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427号から429号へ。道は山々と田畑を縫いながら、西へ続きます。

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背中はじりじり暑いのだけど、吹き抜ける風は都会のそれとは違う。
何かを焼くにおい、肥料の肥しのにおい、稲や作物が陽に焼けているようなにおい。道路のアスファルトのにおいも少しまざって。山からは木を切る音も聴こえてる。
こんないい道は、見て、感じて、におって、のんびりと走るのがいい。
まわり全体が歓迎してくれているのがすごくわかるから。IMGP0610

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429号は途中から市川を並走して、銀山の町生野へ続きます。きらめく川面と、バイクを停めれば川のせせらぎ。
道の途中には路駐して川遊びする人たち。ここは黒川渓谷と呼ばれています。
よし、ここ今日2つ目の涼みスポットで(笑)

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足を浸しながら涼みました~。続けて写真をどうぞ。

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周り中でひぐらしが鳴きまくっています。

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冷たい水でひんやり。
なんか最後の写真、左の岩が亀の頭に見えませんか?

実はこの先には”魚ヶ滝”という滝もあるのだけど、毎年家族連れが多すぎて人だらけなんでパスしました。
そこではオートキャンプ場もあって、夏の水遊びを家族で楽しめます。
近くには美人の湯で有名な黒川温泉もありますから、遊んだ帰りにひとっ風呂もいいですね。

さてさて、このまま先に行くと…

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湖が現れます。IMGP0672

銀山湖です。生野ダムによってできた湖だそうで、現在は鯉やふな、ブラックバスの釣れる関西有数の釣り場だそう。

ここも木立の間を抜ける、湖からの風が良い気持ち(^-^)

 

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銀山湖を過ぎると、429号線は312号線と合流するのですが、その手前にある町が生野です。
生野は1200年の昔から、銀の産出で時の権力者たちを支えてきたそうな。

生野銀山(いくのぎんざん)は、兵庫県朝来市但馬国)に開かれていた戦国時代から近代にかけての日本有数の銀山である。

明治新政府が日本の鉱業(鉱山・製鉱所)の近代化を確立するために最初に官営(直轄)鉱山とした模範鉱山である。

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静かで、でもちゃんと生活のあたたかさを感じます。
町のあちこちに、史跡を記す小さな立札が立っています。

痛恨の一撃だったのは、この家の間を抜けて川沿いに行かなかったこと!そこにはトロッコの線路跡が残っていたようです!
帰ってきてから気づいたという…
生野に行かれたら、ぜひこの家の間の幅に臆せず、川に出てください 😥

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雰囲気の良さにゆっくり歩いていると、だんだん夕日が傾いてきました。
少し早目に見て回らないと。

町にはちゃんと無料の広い観光駐車場があります。僕は気づかず変なとこ停めちゃいました。反省です…
生野周辺の観光用看板もあって、わかりやすいですよ♪

 

 

さて、そろそろタイムリミットかな。時間は5時半をまわってます。帰りは少し急がないと。

おまけ
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帰る道々で地蔵盆をやっていました。集まって子供はお菓子、大人は乾杯してました♪

 

まとめ

今回のバイク旅は、”都会を離れ田舎の涼を求めて”でした。
写真を見て少しでも涼しさ感じて頂けたら幸いです。

…でも実際には、川や神社以外はやっぱり汗がだらだら。夕方は夕方で西日がもう(笑)

でも走っていて次から次に現れる場所や史跡は、知ればその場所がすごく好きになれます。
生野は派手な見どころやすごいレストランがある!ってところではないですが、小さな歴史の立札ひとつにも優しい地元愛と誇りを感じられる場所でした。今回生野銀山や生野古城のある古城山には時間の関係で行けなかったけれど、それはまた好きになった生野の町を再訪できる大きな楽しみになりましたよ。

 

こーが今度生野に来たらすること。

  • 生野ハヤシライスを食べる!(かなりウマいらしい)
  • 生野銀山に潜入!(かなり暗くて怖いらしい)
  • 生野古城に登城する(これは慣れてるw)

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